「WBF　～Winter Brass Festival～」を開催しました

長引くコロナ禍の影響で、学生の部活動にも大きな制約が続いています。各学校の吹奏楽部も同様で、部員が揃っての練習もままならず、必死の思いで演奏技術を身に着けても、その成果を披露する場がない。このような状態が2年近くも続く中、こどもの国では冬のコンサート「WBF　～Winter Brass Festival～」を11月27日（土）に平成記念館大屋根下で開催しました。

神奈川県内の四つの高校（うち一校は中高合同）がこどもの国に集い、心を込めて自慢の演奏を披露しました。出演者のご家族はもちろん、お友達、部活OBと思われる方々、一般のご来園者らが多数鑑賞に訪れ、用意した椅子には座り切れずに多くの立ち見が出るほどの大盛況でした。

演奏する生徒たちも、聴き入るお客さまたちも、心の底からの充実感が表情に表れていて、各ステージ終了直後には盛大な拍手が鳴り響き、暫くは何とも言えぬ心地よい余韻が漂っていました。

圧巻だったのはコンサート終了間際に行われた4校合同セッション。この日、ステージに上がったすべての学生たちが再度集まり、約300人で「オーメンズ・オブ・ラブ」を演奏しました。この素晴らしい演奏と、大きな拍手の音が耳に残ったままです。参加されたすべての皆さまに感謝します。

今後、コロナ禍がどのように推移していくかは分かりませんが、このWBFを恒例行事に育て上げていきたいと思っています。

◆参加校と演奏曲目は以下の通りです。（登場順）