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こうしん|2025.03.03

EVENT

4/19(土)

【事前申込制_抽選制】開園60周年記念「ユウスゲ」植栽セレモニー 15組ご招待

【事前申し込み制・抽選制】

こどもの国の「ユウスゲ」は、平成27年(2015年)の開園50周年に合わせて上皇陛下(当時、天皇陛下)からご下賜され、正面入り口西側と平成記念館西側の植え込みに根付きました。60周年を記念して植生域を広げることとし、この記念植栽セレモニーに参加いただける15組を募集します。

 

日時:2025年4月19日(土)10時30分(雨天決行)

場所:正面入り口時計塔前集合

定員:15組(1家族4人まで)※応募多数の場合は抽選となります

 (入園料は無料となりますが、有料施設等のご利用には現金が必要です)

 

【注意事項】

・汚れてもいい服装でご参加ください。
・1組単位(4人以下)でのお申し込みとさせていただきます。
・小学3年生以下は必ず大人と一緒に参加してください
・必ず時間厳守でお願いします。開始時間に遅れると参加できません。
・イベント当日は広報用(ブログ・SNS・動画等)に撮影が入ります。同意いただける方のみお申しこみください。

【参加方法】

※インターネット申し込み後抽選になります。

※3/17(月)9:30ごろ~4/1(火)17:00までの期間受付を行います。
ただし申し込みが定員の倍(30組)になった場合はその時点で受付を終了します。受付終了後、お申込みの方には後日抽選の上、当落の結果を4月9日(水)までにお伝えいたします。

※期日になりましたら、このページで申し込みフォームのご案内をします。

※お申込みいただけるのは1家族分のみです。複数家族分や同一家族で複数申し込むことはできません。キャンセル待ちはいたしません。
※SELECTTYPEフォームを利用しています。お申し込み後、「@select-type.com」から確認のメールが自動送信されます。メールアドレスはお間違いの無いよう入力をお願いします。
※お客様のセキュリティの設定によっては、メールが送れない場合があります。携帯メールアドレスでのご予約時は、「@select-type.com」からのメールを受信出来るよう、携帯電話の迷惑メール設定をお願いします。設定方法は各携帯電話会社のWEBサイトなどでご確認ください。


◇◇ユウスゲとこどもの国のご縁について◇◇

 正面入り口時計塔横の特別花壇に、平成29年(2017年)に採取したタネを播種して育てたユウスゲの苗の植栽と、昨年採取したタネの播種を行います。

 夏の夕暮れに、細長い葉の間から黄色の花を咲かせ、朝には閉じてしまうユウスゲは、上皇上皇后両陛下に大変ゆかりが深い植物です。上皇后陛下の疎開先であり、その後、両陛下の出会いの場となり、ご結婚後は何度もご静養に訪れた長野・軽井沢の夏の野山を彩ります。45年ほど前に軽井沢町から贈られたユウスゲの苗を両陛下がお住まいで育て、現在も仙洞御所では夏に黄色い花を咲かせています。  

 平成14年(2002年)の皇后陛下(現上皇后陛下)の御歌にも登場します。

 かの町の野にもとめ見し夕すげの月の色して咲きゐたりしが  

 今年1月に上皇后陛下が出版された歌集のタイトルは「ゆふすげ」で、次のような歌もつづられています。

 三日の旅終へて還らす君を待つ庭の夕すげ傾ぐを見つつ  

 こどもの国は、昭和34年(1959年)の両陛下(当時、皇太子皇太子妃両殿下)のご結婚の際に国民から宮内庁に寄せられたお祝い金の使い道について、両殿下が「子供のためになる施設を」との意向を示されたのをきっかけに、このお祝い金や企業の寄付や国費などをもとに建設が始まり、昭和40年(1965年)のこどもの日に開園しました。

 こうしたご縁もあり、こどもの国は平成27年(2015年)3月、御所のユウスゲを開園50周年にちなんで「50株」にいただくことができ、大事に育ててきました。開園60周年にあたり、自然豊かなこどもの国の夏の風物詩とすべく、ユウスゲの植生地を広げようと考えています。

 

ユウスゲとは …
ユリ科の山地に生える多年草で、葉は根生で2列に扇状に開く。葉の間から1本の茎を出し分枝して淡い黄色の花を付け、高さ約1メートルになる。夕方に開花し、翌朝しぼむ。花被片は6枚。軽井沢では古くから「アサマキスゲ」「アマノバナ」とも呼ばる。