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春こどもの国くにの桜さくら

ふりがな

桜の中を走るミニSL

【桜さくらの中なかを走はしるミニSL】
 手前てまえはオオシマザクラ、奥おくの濃こいピンクの桜さくらはヨコハマヒザクラ。

桜色の白鳥湖

【桜さくら満開まんかいの白鳥湖はくちょうこ】

 園内えんないにはソメイヨシノ以外いがいにも早咲はやざきのカワヅザクラ、遅咲おそざきのヤエザクラの品種ひんしゅなど数十種類すうじゅうしゅるいがあり、3月上旬がつじょうじゅんから4月下旬がつげじゅんにかけて花はなを楽たのしめます。

 桜さくらは万葉集まんようしゅうにも40首しゅほど詠よまれていて、大変たいへん古ふるい時代じだいから日本人にほんじんには身近みじかな花はなでした。桜さくらという名前なまえの由来ゆらいの一説いっせつに、「サ」とは稲いねの神様かみさま、「クラ」とは神様かみさまが座すわる場所ばしょのことで、春はるになると山やまから稲いねの神様かみさまがやってきて、花はなを咲さかせる様子ようすから「サクラ」となったというのがあります。

桜さくらといえば「ソメイヨシノ」

サイクリングコース

【サイクリングコース】
 満開まんかいのソメイヨシノの下したを進すすみながらサイクリングが楽たのしめます。

 桜さくらといえばソメイヨシノを思おもい浮うかべる人ひとがほとんどでしょう。こどもの国くにの桜さくらもソメイヨシノが中心ちゅうしんで、中央広場ちゅうおうひろば、内周道路ないしゅうどうろ、牧場ぼくじょう、白鳥湖はくちょうこなど、満開まんかいの時期じきは園内中えんないじゅうが桜色さくらいろに染そまります。

 ソメイヨシノ(染井吉野)は江戸時代えどじだい末まつごろ、染井村そめいむら(現在げんざいの東京都とうきょうと豊島区としまく駒込こまごめ付近ふきん)で作つくられ売うられていたものが、明治時代めいじじだい以降いこうに急速きゅうそくに全国ぜんこくに広ひろがり、桜さくらの代名詞だいめいしになりました。

 江戸時代えどじだいの桜さくらの名所めいしょでは、様々さまざまな品種ひんしゅが見みられ、順々じゅんじゅんに花はなを咲さかせていき、お花見はなみを楽たのしめる期間きかんも随分ずいぶんと長ながかったようです。

羊の毛刈りショー

【桜さくらと羊ひつじのフェスティバル】
 桜さくらが咲さくこの時期じき、牧場ぼくじょうの羊ひつじさんたちも年ねんに1度どの衣替ころもがえ(毛刈けがり)を行おこないます。イベント「羊ひつじの毛刈けがりショー」の開催かいさいについては、イベントカレンダーに掲載けいさいします。こども遊牧場ゆうぼくじょう周辺しゅうへんはソメイヨシノの桜並木さくらなみきに囲かこまれ、のんびりお花見はなみにおすすめの場所ばしょです。

見頃みごろはいつ?

ソメイヨシノのつぼみ

【開花直前かいかちょくぜんのソメイヨシノ】

 こどもの国くにのソメイヨシノの見頃みごろは、おおむね3月下旬がつげじゅんから4月上旬じょうじゅんです。年としによって早はやめに満開まんかいになったり、遅おくれたりします。

 ソメイヨシノの開花日かいかびを1991年ねんから記録きろくしています。最もっとも早はやく開花かいかしたのは2002年ねん・2023年ねんの3月がつ17日にち、最もっとも遅おそかったのは2012年ねんの4月がつ3日にちでした。

 1991年ねんから10年間ねんかんの平均へいきん開花日かいかびは3月がつ29日にちですが、2001年ねんからの10年間ねんかんの平均へいきんは3月がつ24日にちで、5日にちも早はやまっています。温暖化おんだんかの影響えいきょうで開花かいかがどんどん早はやまるのではと思おもわれましたが、2011年ねんから2020年ねんまでの10年間ねんかんの平均へいきんは3月がつ27日にちとなり、意外いがいにも前まえの10年間ねんかんに比くらべ3日にち遅おそくなっています。

 開花かいかしてから見みごろを迎むかえるまでの期間きかんは、以前いぜんは1週間しゅうかんくらいでしたが、近年きんねんは開花かいかしてもその後ごなかなか咲さき進すすまないことが多おおいです。冬ふゆが暖あたたかいと、春はるが来きても寝ねぼけたような状態じょうたいで、木きによって開花かいかがまちまちになり、見頃みごろになるまで10日以上にちいじょうかかる傾向けいこうがあります。

こどもの国くにで見みられる桜さくらの種類しゅるい

カワヅザクラ(河津桜)

カワヅザクラ

【2月下旬がつげじゅんー3月中旬がつちゅうじゅん】

 一足ひとあし早はやく花はなを楽たのしませてくれる桜さくらで、平年へいねんでは3月上旬がつじょうじゅんに見頃みごろを迎むかえます。なかよし広場ひろばの周辺しゅうへんにあります。

シダレザクラ(枝垂桜)

シダレザクラ

【3月下旬がつげじゅんー4月上旬がつじょうじゅん】

 中央広場ちゅうおうひろばのシダレザクラは、シダレザクラ、やや花はなの色いろが濃こいベニシダレ、八重咲やえざきのヤエベニシダレの3種類しゅるいあり、シダレザクラ、ベニシダレはソメイヨシノに比くらべてほんの少すこし早はやく開花かいかし、ヤエベニシダレは1週間しゅうかんほど遅おくれて開花かいかします。シダレザクラの枝えだが垂たれ下さがらないものが野生種やせいしゅのエドヒガン(江戸彼岸)で、バーベキュー場前じょうまえに1本ほんあり、ソメイヨシノよりも数日すうじつ早はやく開花かいかします。

ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜)

ヨコハマヒザクラ

【3月下旬がつげじゅんー4月上旬がつじょうじゅん】

 ヨコハマヒザクラは、中央広場ちゅうおうひろばとミニSLの線路せんろ沿ぞいの斜面しゃめんにありますが、中央広場ちゅうおうひろばの1本ほんは早咲はやざきで、ソメイヨシノより数日すうじつ早はやく開花かいかします。ミニSLのものはソメイヨシノよりやや遅おそいものの、ほぼ同おなじ頃ころに花はなを楽たのしむことができます。

ヤマザクラ(山桜)

ヤマザクラ

【3月下旬がつげじゅんー4月中旬がつちゅうじゅん】

 園内えんないの雑木林ぞうきばやしに自生じせいする桜さくらの野生種やせいしゅです。ソメイヨシノに似にていますが、花はなが咲さくと同時どうじに赤あかっぽい葉はを出だすのが特徴とくちょうです。木きによって咲さく時期じきが異ことなり、ソメイヨシノとほぼ同時どうじに咲さくものから1、2週間しゅうかん遅おくれて咲さくものまであります。

オオシマザクラ(大島桜)

オオシマザクラ

【3月下旬がつげじゅんー4月中旬がつちゅうじゅん】

 オオシマザクラは伊豆諸島いずしょとうに自生じせいする桜さくらの野生種やせいしゅで、ソメイヨシノはこのオオシマザクラとエドヒガンの交配種こうはいしゅです。花はなは白しろく大おおきめで、花はなが咲さくと同時どうじに新緑しんりょくの葉はを出だします。ミニSL脇わきのオオシマザクラは花付はなつきが良よく見事みごとで、ソメイヨシノとほぼ同時期どうじきに見頃みごろになります。数かずは少すくないもののローラーすべり台奥だいおく、おとぎの広場ひろばなどにもあります。ヤマザクラ同様どうように木きによって開花かいか時期じきがばらつきます。

ヤエザクラ(八重桜)

ヤエザクラ

【4月上旬じょうじゅんー下旬げじゅん】
タオヤメ(手弱女)写真しゃしん左上ひだりうえ
カンザン(関山)右上みぎうえ
ショウゲツ(松月)左下ひだりした
フゲンゾウ(普賢象)右下みぎした

 ソメイヨシノが花はなを散ちらす頃ころ、ヤエザクラが咲さきはじめます。内周道路ないしゅうどうろ沿ぞいに多おおく植うえられている関山かんざんや普賢象ふげんぞうなどの他ほか、ローラーすべり台奥だいおく、緑陰広場りょくいんひろば、おとぎの広場ひろば周辺しゅうへんなどに十数種類じゅうすうしゅるいの品種ひんしゅがあります。花期かきは種類しゅるいによって多少たしょう異ことなります。4月上旬がつじょうじゅんから下旬げじゅんにかけて花はなを楽たのしむことができます。

ギョイコウ(御衣黄)

ギョイコウ

【4月中旬ちゅうじゅんー下旬げじゅん】

 花はなびらに葉緑体ようりょくたいを含ふくみ緑色みどりいろをしている珍めずらしいヤエザクラです。通常つうじょう4月中旬ちゅうじゅんから下旬げじゅんに花はなを楽たのしめますが、暖あたたかな年としは早はやめに咲さきます。「なかよし広場ひろば」の近ちかくにあり見みられます。児童じどうセンター前まえにはギョイコウよりも黄色きいろっぽい花はなのウコン(鬱金)もあります。

※桜さくらの見頃みごろは天候てんこうによって1、2週間しゅうかんずれますので、上記じょうきの時期じきは参考さんこうとしてください。

ジュウガツザクラ(十月桜)

ジュウガツザクラ

【9月がつ中旬ちゅうじゅんー4月がつ上旬じょうじゅん】

 春はるから秋あきにかけて断続的だんぞくてきに花はなを咲さかせます。秋あきのピークは10月がつ後半こうはん~12月がつ頃ごろで、その後ごは数輪すうりん程度ていどになりますが、春はるに再ふたたびたくさんの花はなが咲さきます。