時期:6月~7月上旬
場所:あじさい園、はす池他
梅雨の時期の代表的なお花。あじさい園は2015年に開園50周年記念として整備されました。
あじさい園ではガクアジサイ・テマリアジサイ・カシワバアジサイなど、色鮮やかなアジサイが見られます。
花の時期:6月
実の時期:11月
場所:外周道路など
花も実も紫色で、特に実は雑木林の中で他に見られない色です。よく似ていて別種のコムラサキは、園芸でよく利用され、児童センター奥側を畑方向に曲がった道の脇に植えられています。
時期:6月~7月上旬
場所:ドラム缶いかだ近くのトイレ前
ホオノキ、コブシなどと同じモクレン科の植物です。北アメリカ原産で大きな木になります。他のモクレン科の花と同じくとても良い香りを漂わせ、洗面器くらいの大きな花を咲かせます。
時期:6月~7月上旬
場所:ドラム缶いかだ近くのトイレから外周道路へ向かう小径、外周道路など
昔はちょうちんのようなこの花の中にホタルを入れて遊んだのだとか。近年は園内でも減少傾向にありますが、ドラム缶いかだのりばの奥では群落を形成しています。園内では白っぽい花が多く、赤紫色の濃い花は少なめです。
時期:6月下旬~7月
場所:白鳥湖ほか
鳥の羽のような葉が夜に閉じ、眠っているように見えることからネムノキと呼ばれます。クシのように見える花は、十数個の小さな花の集まりで、ピンク色の目立つ部分は花びらでなく雄しべです。一つ一つの花は夕方に咲き、翌日には萎れます。午後よりも午前中早い時間に見るのがオススメです。
時期:7月~8月上旬
場所:正面入口広場ほか
日暮れとともに花が咲き、午前中にしぼみます。2015年の開園50周年記念の際に、御所の庭のものを分けていただき、こどもの国に植栽しました。
時期:7月~8月上旬
場所:外周道路、サイクリングコースほか
大きな花はまさに百合の王様ともいうべき風格です。林の縁、陽が当たりすぎないけれど、木々に覆われもしない隙間の場所を好みます。こどもの国の所在地である神奈川県の花に指定されていています。花はとてもよい香りをただよわせ、それに誘われてアゲハチョウやスズメガなどがやってきて花粉をはこびます。鱗粉でおおわれたチョウの翅にもくっつきやすいように、花粉はべたべたしていて、服につけてしまうとなかなか取れません。
時期:7月~8月上旬
場所:外周道路、中央広場斜面ほか
万葉集にも詠まれるほど古くから親しまれてきた花で、別名「ワスレグサ」と呼ばれます。かつては何か忘れたいものがある時に身につける風習があったようです。園内には八重咲きのヤブカンゾウも見られます。
花の時期:7月~8月上旬
実の時期:10~11月
場所:内周道路ほか
内周道路沿いの植え込みを覆うように這う、つる性のウリ科の多年草です。夜に花が咲き、翌朝にはしぼんでしまうので、開園中に見ることはできませんが、夏の閉園後に行われる「セミの羽化とカラスウリの花かんさつ会」に参加すると見ることができます(かんさつ会の参加方法など詳細はイベントカレンダーで告知します)。白い花は、先が糸状になっていて、暗い中でもひときわ目立ちます。秋には朱色の実をつけます。
時期:8月上旬
場所:あじさい園、うめばやし周辺ほか
どちらかといえば高原の植物とされますが、こどもの国のような低地でも自生していることがあります。数は少ないものの、第二トンネルのあじさい園付近から梅林にかけて見ることができます。
時期:8月上旬
場所:第一トンネル先の外周222ー221のの中間付近
ヒガンバナと同じ仲間ですが夏の盛りに咲きます。ヒガンバナ同様花が咲く時期に葉は無く、他の植物が枯れている冬の間に細長い葉を出します。この葉がカミソリのようだということで名前になったとされます。
花の時期:8~9月
実の時期:10月
場所:ビジターセンター前ほか
葉をちぎって匂いを嗅ぐと、好きな人はピーナツバターのにおいに思い、嫌いな人はゴムの焼けたようなにおいだと感じます。その臭さから臭木なのですが、花は良い香りがします。秋の実も印象的で、草木染めに使われます。
時期:8月
場所:桜堤ほか
明るい林の縁を覆うように広がるつる性の植物です。秋の七草の一つです。根から採れる本物のくず粉で作られた葛餅は絶品だといいますが、市販の葛餅はほとんどジャガイモのデンプンから作られたものです。