マップ No.27MAP
白鳥湖脇にあるビジターセンターでは、こどもの国にすんでいる生き物の一部を飼育展示しています。5~9月の日曜午後2時に行っている「えさの時間」(時間変更・中止の場合あり)では、アオダイショウなどがエサを食べる様子を見学できます。
【飼育展示している生き物の例】
(一番上左から)
クサガメ、オオカマキリのふ化、アゲハの幼虫、ツチイナゴ、テナガエビ、クロオオアリ、モツゴ、アオダイショウ、ナナフシ、オタマジャクシ、ニホントカゲ、カイコ
※飼育展示は主に春から秋に行っています。冬は冬眠中だったり、卵だったりする生き物が多いです。上の写真の生き物も飼育展示している時としていない時があります。季節により展示しているものが変わります。
こどもの国がある場所は、多摩丘陵の東に位置し、1930年代(昭和初期)まではわずかな農家が生活する静かな村でした。1938年(昭和13年)戦争のために旧帝国陸軍の弾薬製造の基地として整備され、終戦後しばらくはアメリカ軍の施設として利用されていました。その後日本に返還され、1965年(昭和40年)5月5日にこどものための自然の遊び場として「こどもの国」に生まれ変わりました。東京都心からわずか30キロ、こどもの国周辺は開発が進み、周囲を住宅地に囲まれ、上空からは緑の島のように見えます。それでも園内には多くの自然が残され、今も様々な生き物が暮らしています。
ビジターセンターでは、こどもの国の自然を展示で紹介しています。園内で見られる植物、昆虫、野鳥、動物などをパネルや標本・剥製などで展示しています。また、園内を散策する際に役立つパンフレット(春の花ガイド、夏・秋の花と紅葉ガイド、冬の野鳥ガイド、どんぐりマップなど)の配布もしています。
園内で見つけた種類のわからない生き物は、ビジターセンターで調べることができます。図鑑がたくさんあるので、見つけた生き物を調べて見ましょう。
(1)3月下旬~5月、10月~11月23日の土曜・日曜・祝日
(2)11月下旬~3月中旬、6月~9月の日曜
※臨時閉館する場合あり