スズメ目ヒタキ科
全長:14cm
鳴き声:「カカッ」「ヒーヒー」など
人気の冬鳥です。オス(左)とメス(右)で色が全然違いますが、翼にある白い模様が特徴です。雑木林周辺のひらけた場所で1羽ずつなわばりをつくって冬を過ごし、「ヒーィ、ヒーィ、ヒーィ…」と鳴きながらなわばりを主張します。10月下旬になりこの鳴き声が聞こえると、秋の深まりを実感します。尾を上下に動かしながら枝にとまり、地面に降りてエサを探します。
スズメ目ヒタキ科
全長:14cm
鳴き声:「カカッ」「ヒーヒー」など
ジョウビタキに似ていますが、翼に白い模様がなく尾が青色(瑠璃色)です。鳴き声もジョウビタキとよく似ています。青い個体はオス、オリーブ色のものは若いオスとメスの個体で、この場合オスとメスを見分けるのが困難です。1羽ずつなわばりをもって冬を過ごしますが、ジョウビタキに比べやぶの深い雑木林の周辺を好みます。
スズメ目アトリ科
全長:18cm
鳴き声:「ビチッ」「ツィ」など
太いくちばしと、目のまわりとあごにある黒っぽい模様が特徴です。モミジの種が大好きです。 秋に群れていたものが、冬が深まるにつれて単独で活動し、雑木林の地面でエサを探すようになります。数は多いのですが、臆病ですぐ逃げてしまうので、なかなか見つけづらいかもしれません。春になると再び大きな群れを作ります。
スズメ目ヒタキ科
全長:24cm
鳴き声:「キョッ、キョッ」「ケケケ」など
お腹にあるうろこ状の黒い模様と茶色っぽい翼が特徴です。広場などに多く、ちょこちょこ歩いてはピタッと止まり、また歩いては止まりを繰り返します。ある程度近寄ることができますが、逃げるときに「キョッキョッ」と鳴きながら飛び去ります。
スズメ目ヒタキ科
全長:24cm
鳴き声:「ツィー」「キョッキョッキョッ」など
警戒心が強くすぐ逃げます。単独で行動をしていて、地面でがさがさと音をたてながら落ち葉をあさってエサを探しています。ツグミと同じ仲間ですが、ツグミがひらけた場所でエサを探すのに対し、シロハラはすぐに隠れられそうなやぶなどがある場所の近くを好みます。
スズメ目ヒタキ科
全長:23.5cm
鳴き声:「ツィー」「キョロン」など
ツグミやシロハラと同じ仲間で似ていますが、わき腹がオレンジ色です。シロハラと同じような環境で同じように落ち葉をあさってエサを探します。数は少なく年によっては見られないこともあります。
スズメ目カラス科
全長:33cm
鳴き声:「ジェー」など
翼にある青いきれいな模様が特徴ですが、「ジェー」とも「ガャー」とも聞こえるカラスのような鳴き声をしていて、近い仲間なんだなと実感します。梅林や桜堤を歩くとよく鳴き声だけは聞きますが、臆病で人の気配を感じるとすぐ逃げてしまいます。ドングリが大好きで丸ごと飲み込みます。
スズメ目セキレイ科
全長:15cm
鳴き声:「チクチャクチッ」「ズイ―ン」など
胸の部分の白地に黒い模様が特徴です。地味であまり目立たないのですが、観察のために静かに野鳥を待っている時に、すぐ近くの地面を歩きながらエサを探しているのに出会うこともあります。
スズメ目ホオジロ科
全長:15cm
鳴き声:「チクチャクチッ」「ズイ―ン」など
ホオジロの仲間でよく似ていますが、胸にうろこ状の模様があり、腹は白色です。群れで活動し、芝生など草丈の低い地面に降りてエサを探します。ホオジロの仲間はどれもみな臆病で、人の気配を感じると地面からさっと飛び立って近くの枝にとまり、しばらくじっとしています。低い姿勢で静かにしていると、再び地面に降りてエサを探し始めます。
スズメ目ホオジロ科
全長:15cm
鳴き声:「チッ」など
ホオジロの仲間で数はとても多いです。内周道路沿いの植え込みの中など人通りの多い場所でもエサを探していますが、人に見られていると感じるとすぐに人目につかないところに逃げます。オスは目とくちばしの間が黒いです。
スズメ目ホオジロ科
全長:16.5cm
鳴き声:「チッ」など
アオジに似ていますが、灰色がかっています。林の中のやぶなど暗いところを好むようで、見つけるのはすごく大変です。こどもの国では入口から最も奥の外周道路沿いなどで見られます。
全長:50~65cm
全長:34~38cm
全長:40~47cm
全長:42~49cm
全長:41~47cm
カモ目カモ科
上の写真は今までにはくちょうこで見られたカモの仲間です。日中はボートやいかだでにぎやかなため、残念ながらあまりカモの仲間を見ることはできませんが、時々コブハクチョウのエリアにカルガモと一緒にまぎれているものがいます。夕方日暮れのあと、カモの群れがはくちょうこにやってきてねぐらとして利用していますが、朝になるとどこかへと飛び立ってしまいます。