スズメ目アトリ科
全長:16cm
鳴き声:「キョッ」「ピョッ」など
胸のあたりの茶色と翼の黒と白の模様が目立ちます。まれに大群で木の実などを食べに訪れます。冬の間ながく留まる年があり、以前には中央広場や自由広場を中心に群れていて、地面に降りてエサを探す様子が見られました。
スズメ目アトリ科
全長:15cm
鳴き声:「ピッ」「ピッポ」など
紅猿子(べにましこ)とは赤味のある顔を猿の顔になぞらえて名付けられたようです。あまり見られることはありません。以前見られた時は、じどうセンター奥の畑周辺、セイタカアワダチソウが枯れて残っているような草地で見られました。草の茎にとまり綿毛つきの種をついばみます。
スズメ目ホオジロ科
全長:16cm
鳴き声:「チッ」など
ホオジロ、カシラダカに似ていますが、あごと目の上の黄色が目立ちます。十数羽くらいの群れで活動していて、以前に見られた時は うめばやし や りょくいんひろば などにいました。地面に降りてエサを探しますが、他のホオジロの仲間と同様、臆病ですぐに木の枝に逃げてしまうので、見つけづらい野鳥です。
スズメ目ヒタキ科
全長:29.5cm
鳴き声:「ヒーッ」など
虎模様ですが、落ち葉の上にいると目立ちません。近寄るとすぐに逃げてしまいます。以前確認された時は うめばやし でエサを探していました。人目に触れないだけなのかもしれませんが、こどもの国ではまれにしか見かけません。
スズメ目アトリ科
全長:15.5cm
鳴き声:「フィ、フィ」など
オスは頬が赤いので目立ちます。桜の冬芽が大好きで、地域によってはかなりの食害になることもあるようです。こどもの国でも見られる年は さくらづつみ などで群れで桜の枝にとまり、冬芽をボリボリ食べます。数年に一度冬に見られます。
スズメ目アトリ科
全長:23cm
鳴き声:「キーコォー」など
太い黄色のくちばしと、黒い顔の模様が特徴です。木の種が大好きで、シメなどと群れていることがあります。移動の途中に一時的にこどもの国付近に立ち寄ることがほとんどで、見かけるのはまれです。
スズメ目キクイタダキ科
全長:10cm
鳴き声:「チリリリ」「ピチピチ」など
頭にある黄色い模様がある日本最小の野鳥です。 黄色い模様を菊の花にみたてて名前がついたようです。他の野鳥と混群をつくっていることもあります。針葉樹が大好きです。まれに冬鳥として見られることがあります。
スズメ目カラス科
全長:35~37cm
鳴き声:「ギュイー」「ギー」など
名前の通りの長い尾が特徴で、黒い頭と翼から尾にかけての水色のコントラストがきれいです。家のアンテナや電線などにとまっていたりして、街中ではむしろよく見られる野鳥ですが、園内でごくはまれにしか見られません。
ツル目クイナ科
全長:36~39cm
鳴き声:「クゥーッ」「クキャ」など
多摩川などの河川に行けば普通に見られる野鳥ですが、こどもの国ではまず見られません。いないものだと思い込んでいると突然その野鳥に出会うことがあります。この個体は はくちょうこ で目撃されたものですが、そんな発見をするのも野鳥観察の魅力のひとつです。