【4~10月 草地・広場】 ★☆☆
「ちょうちょ」といえばモンシロチョウのことを思い浮かべる人も多いでしょう。こどもの国ではひらけた草地や広場で普通に見られます。白い翅に黒い紋(模様)が特徴です。幼虫はアブラナ科の植物を食べて育ちます。
【4~10月 林縁】 ★☆☆
園内ではモンシロチョウよりも多く見かけるチョウで、モンシロチョウと混同されている方も多いと思われます。翅に黒いスジがあるのがモンシロチョウと見分ける時のポイントです。林縁(林と草地や道などの境目、林が途切れるところ)に多く、外周道路で見かけるシロチョウはほとんどこのスジグロシロチョウです。
【4~10月 林縁】 ★☆☆
園内ではごく普通に見られ、幼虫はマメ科の植物、ネムノキやミヤギノハギなどの葉を食べて育ちます。つり橋下のミヤギノハギでは、花で吸蜜する様子や、よく観察していると葉などに産卵する場面を見ることができます。
【4~10月 草地・広場】 ★★☆
ひらけた場所に多く、幼虫はクローバー(シロツメクサやアカツメクサ)などマメ科の植物を食べて育ちます。こどもの国ではこども遊牧場でよく見られます。メスは白っぽいものがいてモンシロチョウに間違えられることもあります。
【4~10月 草地】 ★☆☆
ごく普通に見られるシジミチョウの仲間で小型のチョウです。幼虫はカタバミという植物を食べて育ちます。
【4~10月 草地】 ★☆☆
こちらもごく普通に見られるシジミチョウの仲間です。幼虫はギシギシ、スイバなど草地に生えるタデ科の植物を食べて育ちます。
【5~7月 雑木林】 ★★☆
ゼフィルス(ギリシャ神話の西風の神)と呼ばれるミドリシジミの仲間で、ヤマトシジミと比べてひとまわり大きいです。初夏の時期だけに見られます。幼虫は雑木林の主な木であるクヌギやコナラの新芽を食べて育ちます。
【5~7月 雑木林】 ★★☆
アカシジミと同じゼフィルスの仲間で、初夏によく見られます。
【6~10月 林縁】 ★☆☆
シジミチョウの仲間としては大型で、他のシジミチョウと雰囲気が異なります。幼虫はクズやフジなどのマメ科の植物の葉や花を食べ、クズが繁茂する夏から秋にかけてとてもよく見られます。