自然の中で様々な生き物にふれあうことはとても楽しいことです。生き物たちの営みは不思議にみちあふれていて、私たちの好奇心を刺激してやみません。こどもの国にはいろいろな生き物が住んでいます。中にはハチやヘビなど接し方を間違えると危険な生き物もいます。しっかり準備をして、思わぬ事故や怪我をしないようにしましょう。
まずはしっかり予防をしましょう。長そで長ズボンでなるべく肌を出さないようにします。肌を出していると、蚊やブユなど人の血を吸う生き物に刺されやすくなります。特に足元は蚊に刺されやすいので肌を出さないようにしましょう。また、肌を出していると毒をもつ毛虫や葉などにあやまってふれてしまいかぶれることがあります。暑い夏はどうしてもうす着になりがちですが、なるべく肌を出さないようにし、さらに虫よけスプレーなどを利用してしっかり対策をしましょう。帽子もかならずかぶるようにしてください。
ただし、黒っぽい服はハチに攻撃されやすくなるので、さけるようにしてください。
昆虫がたくさん見られる初夏から秋にかけては暑さで熱中症になりやすい季節です。熱中症にならないように「帽子はかならずかぶる」、「水筒などでこまめに水分を取る」、「日陰で休けいをしながら観察する」ことを心がけましょう。
※ジュースなどあまい飲み物は、においにひかれてハチがよってくる場合があります。虫の多いところではあまい飲み物などをもっていくのはやめましょう。
観察にもっていく荷物はリュックに入れ、両手が使えるようにしておきましょう。あまり荷物が多くなってもたいへんですが、必要最低限のものは用意しましょう。手ぶくろ(軍手)、帽子、汗ふきタオル、雨具、お昼(軽食など)、飲み物(水筒)、虫よけスプレー、虫刺されの薬、ばんそうこうなどが必要最低限のものになります。
※他にポイズンリムーバーや刺抜き、消毒液、ガーゼなどもあると良いのですが、こどもの国主催の観察会ではスタッフが用意しています。
直接手で生き物にさわったら、かならず手を洗うようにしましょう。また、自分が知らない生き物は直接さわらないようにしてください。
自然が豊かな場所にはその分様々な生き物がいて、中には人間にとって危険があるものもいます。そのような生き物について知っておくことは、危険をさけるためにも重要です。「野外の危険な生き物について」のページで紹介していますので、これらの生き物には近づいたりさわったりしないように心がけてください。