第2回インクルーシブスポーツフェスティバルinこどもの国
6月16日(日)に、公益財団法人横浜市スポーツ協会さん・横浜市にぎわいスポーツ文化局さんと共催のもと、「インクルーシブスポーツフェスティバルinこどもの国」を開催しました。今年の2月に続き2回目の開催です。
インクルーシブスポーツとは、障害の有無や年齢、国籍を問わず誰でも楽しめるスポーツのことです。年齢や体力にかかわらず誰でも楽しめる生涯スポーツと同様の意味で扱われています。
イベントでは、5つのブースでインクルーシブスポーツの体験を行いました。
「車いすレーサー体験」では、パラトライアスロン等で使われている競技用の車いすに試乗。台に固定されている車いすに乗って実際に漕ぐ体験をし、どれくらいのスピードが出せるかに挑戦しました。車いすマラソンの選手のスピードは時速約30kmだそうです。体験した方たちは、選手のスピードを目指して一生懸命漕いでいました。ちなみに、この日の最高は時速16kmでした。
「ボッチャ体験」では、通常の形式と小さなお子様でも楽しめるよう内容をアレンジしたビンゴ形式の2種類の体験ができました。通常の形式では、赤と青の二組に分かれて目標球と呼ばれる白いボールに向けてそれぞれのボールを投げて、どれだけ目標球に近付けられるかを競います。ビンゴ形式では、マットに書かれた数字をめがけてボールを投げて、たて・よこ・ななめ一列にボールを並べてビンゴを目指します。今年開催されるパラリンピックの競技種目ということで、興味を持って体験してくれた方もいました。
「モルック体験」では、初めての方でも楽しめるようにこちらも内容をアレンジして行いました。今回は一人3回”モルック”という木の棒を投げて、”スキットル”というピンを倒して何点取れるか、という体験を行いました。スキットルには数字が書かれており、1本だけ倒れた場合は書いてある数字が、複数本倒した場合は倒した本数が、それぞれ点数となります。たくさん倒せた時は大盛り上がりでした。
お祭りでもおなじみの「輪投げ」。実は、こちらもインクルーシブスポーツの一種です。台に設置されている的棒に向かって輪を投げ、輪が入った的棒の下に書かれている数字が点数となります。なじみのある競技だからか、小さなお子様も体験していました。
「絵本でピクニック」では、”歌ってあそぶ 読み聞かせユニット”の「mokomokobooks」さんと一緒に音楽に合わせて体を動かしました。さらに、参加者のみんなでパラバルーンを使って遊びました。パラバルーンは大きな円形の布で、みんなでパラバルーンの端を持って、音楽に合わせて縮めたり広げたり、カラフルなボールを飛ばしたりしました。
当初は雨予報でしたが、無事お天気に恵まれ多くの方にご来場いただけました。皆様、ご参加くださりありがとうございました。
インクルーシブスポーツの活動場所として、こどもの国を認知してもらえると幸いです。
最後に、運営にご協力いただきました横浜市スポーツ協会様、横浜市にぎわいスポーツ文化局様、横浜ラポール様、青葉区さわやかスポーツ普及委員会様、ボランティアの皆様、ありがとうございました。