60th五平餅をつくろう

11月最後の週末には今年初めて企画されたイベント「五平餅をつくろう」が開催されました。五平餅は炊いたお米を潰して平たい棒に小判やお団子の形にして巻き付けて焼き、タレを付けて食べる中部地方の山間部を中心に食べられた郷土料理です。

いつもお家でご飯を作るときは炊飯器で作ることが多いと思いますが、今回は鍋に洗ったお米と水を入れた袋を入れて炊く方法で、お米を炊きました。

始めに一人0.5合のお米が渡されました。お米を洗って、袋に書かれた水を入れます。
空気が入らないようにしながら袋の上の方で縛ります。

袋を縛って自分の名前を書いたら、沸騰したお鍋に投入します。
このまま30分お鍋の中でぐつぐつと炊きました。

 

その間に竹串づくりを行いました。
ナタの使い方に苦戦しながら上手に自分の竹串を作り上げました。竹串はご飯を付けるところをあぶって油を拭きとります。

いよいよ、炊きあがったご飯を潰します。
袋が破れないように二重にして、手で揉んだりめん棒でのばしてみたり、お米の粒が自分の好みの潰し加減になるように潰しました。

好みの潰し加減になったら、いよいよ竹串に巻き付けます。
小判型になる様に手でしっかり巻き付けて、落とさないようにそっと火まで運びます。
あぶるときも、直火で焼く人やおき火で焼く人などそれぞれの好みの焼き加減になるように焼き上がりを待ちます。

最後は砂糖醤油を付けて出来上がり!
みんなの美味しそうな笑顔がたくさんありました。

おいしくつくれたよ!
(掲載許可ありがとうございます)

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。