新プラントをこどもの国に寄贈    雪印メグミルク社長

創業100周年を5月17日に迎えた雪印メグミルクの佐藤雅俊社長は同日、こどもの国 大会議室で開かれた新ミルクプラント寄贈式に出席し、グランドオープンした新しいミルクプラントを社会福祉法人こどもの国協会に引き渡しました。

左から雪印メグミルク畑本二美常務、雪印メグミルク佐藤雅俊社長、こどもの国秋保尚志園長、                     こどもの国里平倫行副園長、雪印メグミルク河本紳常務

こどもの国は、現在の上皇上皇后両陛下のご結婚を記念して建設され、今年5月5日に開園60周年を迎えましたが、牧場は、当時の皇太子殿下(現上皇陛下)のご発案により、雪印メグミルクの前身のひとつ雪印乳業が建設をして寄贈した経緯があります。
ミルクプラントは、その牧場内にあり、牧場で搾乳された生乳が牛乳として製品化されるまでの過程を一貫して見学できる施設でした。

佐藤社長は寄贈式で、「60年近く稼働してきたプラントを、お客様の利便性の向上と『酪農から食卓まで』を総合的に学ぶことのできる新たな食育活動の拠点とすることを目的に全面リニューアルしました。未来を担うこどもたちに、牛乳・乳製品の魅力をしっかりと伝え、食の未来を育んでいく所存です」と述べられました。

目録を受け取った秋保尚志こどもの国園長は、「アンケートでは、お客様の6割近くが『動物とのふれあい』を来園目的にあげており、牧場は開園当初からの人気施設です。新しいミルクプラントができて、さらに魅力が増しました。これからも、手を携えてこどもの国を発展させていきたいです」と、感謝とお礼の言葉を申し上げました。

新プラントは、特別牛乳のパック詰め工程を間近に見ることが出来たり、名物のソフトクリームや軽食などが食べられるスペースが大きな屋根でおおわれたり、バターづくりなどができる会議室が広く明るくなるなど一新しました。