
開園60周年を記念した特別行事「思い出吹奏楽」を2025年5月10日(土)に実施しました。
こどもの国の60年を音楽と軽快なMCで振り返ります。
演奏はこどもの国で演奏会を実施されている県内の吹奏楽実力校3校合同367名の大編成で、
横浜市立谷本中学校 75人 指揮 斉藤純先生
横浜創英中学・高等学校 162人 指揮 井上忠道先生
東海大学付属相模高等学校 130人 指揮 矢島周司先生
MCは東海大付属相模原高校吹奏楽部OBの岡田悠哉さんと共に午前、午後の2公演で700人近くの方が演奏を鑑賞されました。
午前中は雨が降る中9時過ぎにリハーサルを開始。熱気あふれるリハーサルに誘われてリハーサル中の10時過ぎには準備していた300席がほぼうまる状況となりました。
11時10分にこどもの国秋保園長の開園60周年の感謝のあいさつをさせていただき、演奏会をスタート。
開園当時から歌い継がれている「こどもの国の歌」を平島俊明さんのアレンジで軽快なリズムと合唱に聞き入りました。
続いて演奏校3校の紹介を兼ねてそれぞれの学校による演奏の後、「こどもの国60周年メモリアル」の開幕。
こどもの国の60年間のエピソードとともに当時の流行曲を演奏。
開園当初の1960年代、1970年代ではこどもの国開園の経緯や現上皇陛下の臨席を賜り、華やかな開園式典の様子を紹介すると共に横浜創英中学・高等学校による、「黒猫のタンゴ」や「カリキュラマシーン」など演奏。
男子生徒2人による「黒猫のタンゴ」歌唱は当時の「皆川おさむ君」をほうふつとさせました。
1980年代~1990年代社会福祉法人こどもの国協会発足のエピソード。
演奏は横浜市立谷本中学校による「アンパンマン」や「名探偵コナン」など。遠足で来園して幼児たちも演奏に引き寄せられ「アンパンマンだ!、コナンもやってる」と駆け寄ってきました。
MC岡田さんによるこどもの国27施設名称をさらりと早口で紹介。在学中にアナウンスコンクール銅賞の実力に拍手が沸いた。
続いて2000年代は東日本大震災や新型コロナウィルスによる休園措置などの紹介。東海大付属相模高校による、鎮魂の「花は咲く」の合唱にはじまり、2019年ご結婚60周年を迎える現上皇上皇后両陛下に、ご来園いただいた当時のヒット曲、小中学生ユニット「フーリン」の「パプリカ」など軽快な演奏とダンスに会場内を大盛り上がり。締めくくりは「その時歴史は動いた」で壮大なフェナーレを迎え大きな拍手でわいた。
アンコール演奏で3校367人全員が会場に入り合同で「宝島」演奏。1校1校がそれぞれ実力のある3校の合同演奏は迫力ある素晴らしい演奏で会場は感動に包まれた。
最後に、こどもの国開園60周年記念「思い出吹奏楽」実施にあたり、学校関係者をはじめ、撮影協力、コーヒーショップ出店など多くの方々にご協力をいただき感謝申し上げます。
演奏いただいた生徒さん達には多く練習を積まれ、とても素敵でこどもの国60周年にふさわしい共感できる選曲と演奏をありがとうございました。
