セミのぬけがら調査結果【2022年度】
2005年から毎年夏にセミのぬけがら調査を行なっています。
今回18回目の調査となります。
昨年より一週早い日付の調査となりましたが、連日の暑さが少しやわらぎ、絶好の調査日和となりました。6日は少し足をのばして山のほうで探し、7日は広場周辺で探しました。
このイベントに申込みいただいた皆様、いろいろご協力いただき大変ありがとうございました。
今回(令和4年、2022年)の記録は下記のとおりです。
調査日:
8/6(土)小学生のいる家族6組
8/7(日)小学生のいる家族6組
ニイニイゼミ 18こ
ヒグラシ 12こ
アブラゼミ 529こ
ミンミンゼミ 4こ
ツクツクボウシ 5こ(※
クマゼミ 0こ
※毎年見つかっているツクツクボウシのぬけがらは、今回の調査エリアでは両日ともに見つけることができなかったため、イベント終了後に職員でツクツクボウシのぬけがらを探して5つ見つけ、記録に加えました。ツクツクボウシは羽化する時期がほかのセミと比べて少し遅いこともあり、少し見つけづらかったのかもしれません。
今年もニイニイゼミ、ヒグラシ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクツクボウシの5種類は見つけることができましたが、いつ発見されてもおかしくないと思われるクマゼミのぬけがらは見つけることができませんでした。こどもの国から少し離れた公園などでは確認されているようなので、いつ見つかってもおかしくないのですが、今回も見つけることはできませんでした。
セミのぬけがら調査をすることで自然環境の変化に気づくことができます。ほかの昆虫も環境の変化にとても敏感です。いろいろな昆虫を通して自然について学んでみましょう。
また2022年8月8日(月)~8月16日(火)までセミのぬけがら調査キットを正面入口案内所で販売しています。
神奈川県横浜市周辺で見られる6種類のセミのぬけがらの見分け方がわかる検索表と9マスに仕切られた標本用の箱のセット(1セット200円)です。夏休みの自由研究でセミのぬけがらを調べてみたい方はご利用ください。
セミについてもっとくわしく知りたい方は↓↓↓
セミの種類と一生(しぜんのページ)
セミのぬけがら調査ガイド(しぜんのページ)