秋の交通安全イベント(その2)

秋の全国交通安全運動の実施に伴い、皆さんに交通安全の大切さを学んでもらうため9月19日(日)と25日(土)に「『子供と高齢者を守ろう!』交通安全キャンペーン」が開催されました。

今回は25日(土)のイベントの様子をご紹介します。19日(日)の模様は秋の交通安全イベント(その1)をご覧下さい。

この日は、警視庁町田警察署と神奈川県警察青葉警察署の主催でイベントを実施。交通事故に遭わない、交通事故を起こさないために交通安全について楽しく体験しながら学べるブースがありました。

会場の中央広場には警視庁と神奈川県警の様々な車両が展示されていたのですが、展示されている白バイの中に他とは少し違った形のバイクがありました。警察の方にお話を伺ったところ、電動バイクだそうです!こちらのバイクは普段、マラソンの先導やイベントで使用され、まだあまり普及していない珍しい車両とのことでした。

珍しい電動バイク

他にも高速パトカー、ミニパト、白バイ、サイドカー、サインカー、指揮官車といった車両が展示され、一部の車両は実際に乗ることができました。

町でもおなじみの白パト
白バイは後ろ姿もカッコいいですね!
こちらも中々お目にかかれないサイドカー

交通安全体験コーナーでは、反射神経年齢の測定、夜間の反射材の効果体験、射的等の他、サッカーチームのFC町田ゼルビアによるシュートスピード測定等がありました。その中でも一際目を引いていたのが、シートベルトコンビンサー体験(模擬衝突体験車)です。こちらでは自動車を再現した座席に乗り、車の衝突体験を通じて万が一の交通事故の際にシートベルトを着用していることの大切さを学びます。エアバッグが作動するとはいえ衝突時の勢いはすさまじく、体験された方は改めて車に乗る際にシートベルトを付けることの意味を実感されたことと思います。

シートベルトコンビンサー体験

さらに、午前中は警視庁音楽隊と警視庁音楽隊カラーガード(通称MEC)による交通安全コンサートが開かれました!誰もが知っている楽曲や人気のアニメソングを中心にお子様から大人の方まで家族で楽しめる演奏に皆様聴き入っていました。また、カラーガードの皆さんも一糸乱れぬ息の合ったフラッグ演技を披露!演奏に華を添えていました。

警視庁音楽隊は昭和23年(1948年)発足の歴史ある音楽隊です
警視庁音楽隊カラーガードの皆さんによるフラッグ演技

演奏の後は横断歩道横断訓練を実施。歌とダンスに合わせてみんなで横断歩道の渡り方を学びました。交通少年団による横断報道の渡り方の実演の後には、会場のお子様たちも実際に横断歩道を渡って学んだ内容を実践。みんな左右の指差し確認をして、手を挙げて渡れてました!

横断歩道の渡り方を学びました

午後は女性白バイ隊のクイーンスターズ、第九方面交通機動隊、町田警察署合同による白バイの演技走行を行いました。入口売店の横から登場した白バイ隊の皆さんは颯爽とスロープを降りて中央広場のイベントスペースへ移動!大きなバイクを巧みに操り、統率の取れた動きで複雑なドリル走行を披露しました。

白バイの演技走行の後は、クインスターズ、第九方面交通機動隊、町田警察署、青葉警察署の車両が一堂に会する交通安全パレードを実施!交通安全の呼び掛けを行いながら、中央広場の通路をパトカーや白バイ、サイドカー等がぐるりと1周しました。フリーマーケットのお客様や店員さん、広場で遊ばれているお子様たちもパレードが出発すると皆様手を振ったり、各々のカメラにパレードの様子を収めたりしていました。

交通少年団の皆さんがパレードを先導しました!
ピーポーくんはサイドカーに乗ってパレードに参加しました
FC町田ゼルビアのマスコットキャラクター「ゼルビー」もパレードに参加してくれました
横断歩道横断訓練やパレードで活躍してくれた交通少年団の皆さん

朝まで雨が降り続いていましたが、パレードをもってイベントは無事全てのプログラムを終了。

イベントの展示やパフォーマンスを通じて、ご家族で今一度交通安全について考えるきっかけとなったのではないでしょうか?交通事故に遭わない、交通事故を起こさないために正しい交通ルールを守りましょう!