「豊かな緑の森」プロジェクト報告
令和3年1月15日より同5月14日までの4カ月間、「こどもの国の貴重な緑を守り、未来につなげる」ことを目的に実施いたしましたクラウドファンディング<〝あそびのなかに、未来がある〝こどもの国「豊かな緑の森」サステナブルプロジェクト>についてご報告します。
全国各地から1769人(団体含む)の方からご協力を得て、目標金額10,000,000円を大きく上回る15,016,800円を集めることができました。このうち、クラウドファンディングサイト運営会社への必要経費分を差し引いた12,539,028円を、令和3年度において、こどもの国の自然や景観維持のため、①ナラ枯れ樹木の伐採、②園内駐車場等の除草、③中央広場花壇の花苗等購入、④竹林維持管理整備の費用として使わせていただきました。
近年、こどもの国や周辺の森林でナラ枯れ被害が拡大しておりますが、今回は園内の周回道路沿いで倒木のおそれがある樹木などを優先的に伐採することができました。また、中央広場花壇は季節の花を観賞できるように定期的な植え替えをすることができました。このほか駐車場の除草や竹林の整備も実施しました。みなさまの温かいご支援に心より感謝申し上げます。
令和7年には開園60周年を迎える「こどもの国」は、次世代を担うこども達の健全育成のための施設であり、豊かな森を守り続けることは大切な役割の一つと考えております。
これからも「こどもの国」を温かく見守りいただき、機会がありましたら足をお運びいただけましたら誠に幸いです。
①伐採前:白鳥湖ドラム缶イカダのりば前のコナラの木が、ナラ枯れ被害(赤印:茶色い葉の樹木)により枯れてしまいました。(撮影:10月下旬)
②伐採後:ナラ枯れ被害にあったコナラの木を伐採しました。(撮影:4月上旬)
③伐採後:被害にあったコナラの木を根元から伐採しました。
④中央広場 手入れをした夏の花壇の様子
※ 上の写真は、倒木の危険性のあるナラ枯れ樹木を伐採した一つの例(①~③)と、中央広場花壇の手入れ後の様子(④)です。