
春をてんぷらで味わおう
4月12日(土)、13日(日)に「春をてんぷらで味わおう」が開催されました。事前予約制のイベントで、各日50名ほどが参加しました。一日目は天気に恵まれ、春の風を感じながらイベントが行われました。二日目は朝から雨が降り続け、参加者の方は傘をさしたり、レインコートを着たりしながらの参加となりました。
この「春をてんぷらで味わおう」では春の野草の中でもみなさんに馴染みの多いものを採って楽しみます。※通常、園内での採取は禁止されています
プロナチュラリストの石井碧さんに野草についての説明をしていただきました。
自然に生えている草には食べられるもの、食べられないもの、臭いのするもの、毒のあるもの、味のあるもの、色んな草が生えています。
まずは、しっかり説明を聞いてから、食べられる部位やどれを摘んでいいかなどを学んで、覚えてから実際に摘みに行きます。
普段なんとなく歩いている所にも食べられる草があることを発見!取りすぎないように気を付けながら、今回食べる分だけを採取しました。
摘んできた後は、草を仕分けします。草の特徴を見ながら、他のものと混ざらないようにボウルに分けていきます。仕分けした草は土がないか、他の草が混じっていないか確認しながら洗いました。
洗い終わったら、スタッフで粉を付けて天ぷらに揚げていきます。
出来上がった天ぷらは種類ごとに分けて、メインのテーブルに並べて置かれていきます。どの野草を食べるか考えながら選んで、それぞれのテーブルに運び、塩をかけて味わいます。苦い味のする草やふわふわした食感のものや香りのするもの・・・、今回は7種類の草花を天ぷらにしました。気に入った草花をおかわりしたり、どれが美味しかったなどを会話しながら、野草の天ぷらを食べることができました。
事前に用意したスギナ茶もふるまわれ、おなか一杯になるまで天ぷらを楽しみ、今年の「春をてんぷらで味わおう」は無事終了しました。