セミのぬけがら調査結果【2023年度】
2005年から毎年夏にセミのぬけがら調査を行ない、ありがたいことに今回で19回目の調査となりました。
台風が近づき不安定な天気となりましたが、最終日を除き、雨に降られることなく調査することができました。
また今年は調査定員をもうけず、イベントを行いました。
例年になく暑さが厳しい調査となりましたが、イベントに参加いただいた皆様のご協力のおかげで今年度も調査することができました。ありがとうございます。
今回(令和5年、2023年)の記録は下記のとおりです。
調査日:
8/11(金)セミを調査したい子どもとその保護者13組
8/12(土)セミを調査したい子どもとその保護者13組
8/13(日)セミを調査したい子どもとその保護者4組
ニイニイゼミ 13こ
ヒグラシ 13こ (※
アブラゼミ 740こ
ミンミンゼミ 43こ
ツクツクボウシ 11こ
クマゼミ 0こ
不明(触角が折れてしまい、判別できなかったぬけがら) 124こ
※3日間の調査を通してヒグラシのぬけがらが1つしか見つからなかったため、金・土のイベント終了後に職員で探し、12こを記録に加えました。
アブラゼミ・ツクツクボウシはここ数年通りの記録でしたが、ニイニイゼミやヒグラシは少なめでした。そしてミンミンゼミは昨年より多く見つけることができました。クマゼミは鳴き声はこえるものの、ぬけがらは今回も発見されませんでした。
一週間前に行なった「セミの羽化とカラスウリの花かんさつ会」ではいつもの年より羽化を見られなかったため、ぬけがらも少ないかと思いましたがたくさん見つけることができたので安心しました。
来年はいよいよクマゼミのぬけがらが見つかるのか!?今から楽しみです。
8月20日(日)までセミのぬけがら調査キットは正面入口案内所で販売しています。
神奈川県横浜市周辺で見られる6種類のセミのぬけがらの見分け方がわかる検索表と9マスに仕切られた標本用の箱のセット(1セット200円)です。夏休みの自由研究でセミのぬけがらを調べてみたい方はご利用ください。
園内で見つけたセミのぬけがらが調査ガイドを見てもわからないときは調査キットを購入したところでお声がけください。
セミについてもっとくわしく知りたい方は↓↓↓
セミの種類と一生(しぜんのページ)
セミのぬけがら調査ガイド(しぜんのページ)